原核生物と真核生物

教科書の最初にさらっと記載があるが、分類の違いが表になっているため、問題としてはとても出しやすい

いざ出題されるとなると、2種類だけど意外と細かくて覚えづらいと思う人も少なくない。
しかし、国家試験は記述式ではなく、マークシート形式なのでそのあたりを考慮してまとめていきたい。


特徴 原核(細菌)・・・下等 真核(カビ・原虫)・・・高等
細胞構成成分 単細胞 単細胞~多細胞
ペプチドグリカン キチンorセルロース
染色体は1本(環状) 1本以上(直鎖上)
リボソームの性状 70S 80S
学生
学生

教科書に載っている表より物足りない気が・・・


全部覚える必要がないため割愛!!
真核生物の方が高等生物のため問題で出されるとしても核膜やミトコンドリア等付属があるのが真核生物と考えればいい。

ちなみにリボソームのSは、超遠心機での沈降速度なので真核生物の方が速く落ちる。
つまり、大きさが大きいほど数値も大きいということ(高等生物ぅ~)


親しみへの一歩・・・

現場では、これらの表のことを聞かれることは皆無💦
覚えてもしょうがないのでは・・・
と考えて当然^^
しかしながら、細菌の16SrRNAを解析することにより、菌を同定したり、薬剤耐性の共通遺伝子を確認したりと、研究分野で様々な成果を出してきた。
現在は遺伝子検査のスピードも向上し、多くの病院等で機器の導入が、検討される可能性も考えられる。

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