新型コロナウィルスワクチン接種後、2日が過ぎ、怠さや接種部位の痛みはほとんどなくなった。
臨床試験で言われている通りの経過を辿っている。
また、ワクチン接種後免疫の定着には、1~2週間程度期間を要する。
しかしながら、問題はまだ3つある。
- 新型コロナウィルスに対する免疫が定着するかどうか。
- 今後、さらに種類が増えるであろう変異株すべてに対応するか
- 1回目のワクチン接種から3週間経過後、すぐに2回目が打てなかった場合の研究結果が未だ出ていない
①で不安視される要因は、コミナティ2回接種後のワクチン有効性は95%とされているが、5%の確率で感染が成立してしまう。
また、2回接種したとしても免疫ができる可能性が100%とは、言われていない。
私自身、学生時代に接種したB型肝炎ウィルスワクチンで推奨されている3回接種をおこなったが、免疫が採血データ上ついておらず、就職後4回目の接種をした。それにも関わらず、再度採血のデータで免疫はついていなかった。
このようなことが起こらない保証はなく、インフルエンザウィルスワクチンと同じく毎年の接種が必要であったり、
免疫が採血上できていない場合には追加で3回目接種が必要。等の措置が出てくるかもしれない。
しかしながら、今回接種した2回目のような副反応が出ることが予想されるため、積極的には接種したいとは思えない…
②では、記事作成時点で報道されている変異株は、ウィルスの構成成分であるスパイクタンパク質の変異である
・N501Y変異
・E484K変異
今回ファイザー社製ワクチン(コミナティ)は新型コロナウィルスのスパイクタンパク質に対する免疫を作ることによってウィルスが侵入するのに対応する。
しかしながら、新型コロナウィルス感染症が全世界的に蔓延した1年程度で変異株が発見されているのを考えると、更に変異株がの種類が増加し、ワクチンの効果が薄れる可能性も十分にある。
変異株に関する記述は、厚労省のホームページで記載がある
(修正後)【資料4】変異株の対応 (mhlw.go.jp)
③私は、1回目のワクチン接種後から3週間が経過した日にノロウィルス胃腸炎に感染しており、2回目のワクチンが接種できず、32日後にようやく2回目を接種した。
ワクチン接種は、1回目接種後3週間間隔をあけてから接種するが、それ以降になった場合は、「速やかに接種すること」とされている。
現在臨床試験中ではあるが、ワクチン接種間隔を24日以上あけた結果は発表されていない。
私のような症例の方は、今後増加していくであろうことから、ワクチン接種の指針に注視していきたい。
また、ワクチン接種者の抗体(コロナウィルスに対する免疫)検査も無料でおこなえるような措置を期待したい。